【アクオス】4T-C43HN2と型落ち4T-C43GN2の違いを比較!3万円差は録画とAI性能に価値あり？

シャープAQUOSの43型4Kテレビ 最新モデル「4T-C43HN2」とその型落ち「4T-C43GN2」の違いについて徹底隠しています。

まずは結論から、4T-C43HN2と4T-C43GN2には下記の違いがあります。

項目	4T-C43HN2 (最新モデル)	4T-C43GN2 (型落ち)
価格（2025年12月15日時点）	131,447円～	101,025円～
AIプロセッサー	Medalist S6（環境センシング・空間認識AI対応）	Medalist S5
チューナー数	3基（2番組同時録画可能）	2基（裏番組録画のみ）
2画面表示	録画番組も組み合わせ可能	放送・HDMIのみ
早見再生	2倍速でも音声出力＋AI補正	1.5倍速のみ音声出力
ゲーム遅延	約0.83msec＋リサイズ機能	数値未公表
年間消費電力	97kWh（達成率102%）	121kWh（達成率81%）
本体重量	約13.0kg	約14.5kg
リモコン	電池長持ちBluetooth（従来比2倍）	通常リモコン

それぞれがおすすめなのはこんな方です。

▼2025年モデル「4T-C43HN2」

▼2024年モデル「4T-C43GN2」

スペック比較表 |4T-C43HN2と4T-C43GN2

まずは機能やサイズ、価格など、気になるスペックを一覧表でまとめました。

項目	4T-C43HN2 （最新モデル）	4T-C43GN2 （型落ち）
価格（2025年12月15日時点）	131,447円～	101,025円～
発売時期	2025年10月	2024年10月
画質処理エンジン	Medalist S6 （AIプロセッサー）	Medalist S5 （高画質・高音質プロセッサー）
空間認識AI	●	–
環境センシング	●	●
AIオート	●	●
バックライト方式	直下型LED	高効率LED
チューナー数（地上デジタル）	3	2
チューナー数（BS/110度CS）	3	2
録画機能	2番組同時録画対応	裏番組録画対応
2画面表示	放送/HDMI/録画番組対応	放送/HDMIのみ対応
早見・早聞き再生	1.5/2倍速音声出力（AI補正）	1.5倍速音声出力、2倍速音声なし
ゲーム低遅延	約0.83msec（数値公表）	数値未公表
リサイズ機能	●	–
ウェブブラウザ	Sleipnir TV	–
セキュリティアプリ	ESET SMART TV SECURITY	–
クイックメニュー	●	–
保護者制限	時間制限対応	アプリ使用制限のみ
省エネ基準達成率	102%	81%
年間消費電力	97kWh	121kWh
定格消費電力	約118W	約149W
外形寸法（幅×奥行×高さ）	95.7×24.0×62.2cm	97.1×23.8×62.8cm
本体質量（スタンド付き）	約13.0kg	約14.5kg
リモコン	電池長持ちBluetoothリモコン	通常リモコン
環境配慮パッケージ	●	–

結論から言うと、HN2は録画機能とゲーム性能が大幅に強化されており、家族で録画を多用する方やゲームをする方には明確なメリットがあります。

一方、GN2は基本性能を押さえつつ10万円台前半に収まっており、コスパを重視する方には魅力的な選択肢です。

4T-C43HN2と4T-C43GN2 違いを比較

※タップで詳しい解説に移動します。

録画機能の差が一番大きい

項目	4T-C43HN2 (最新モデル)	4T-C43GN2 (型落ち)
チューナー数	3基	2基
録画機能	2番組同時録画	裏番組録画のみ
2画面表示	録画番組も表示可	放送・HDMIのみ
早見再生	2倍速でも音声あり	1.5倍速のみ音声あり

わたしが最も注目したのは録画機能の違いです。

HN2は3チューナー搭載で、2番組を同時に録画できます。

例えば、夜8時台にドラマとバラエティが重なっても、どちらも録画しながら別の番組を視聴できるわけです。

GN2は2チューナーなので、視聴中に裏番組を1つだけ録画できます。

家族が少なく、録画予約が重なることが少ない家庭なら問題ありませんが、家族それぞれが見たい番組がある場合は、HN2の方がストレスなく使えますね。

「録画したドラマを見ながら、ニュース速報をチェックする」といった使い方ができるのは便利ですよね。

GN2は放送とHDMI入力の組み合わせだけなので、録画を見ながら別の番組をチェックすることはできません。

早見再生も違います。

HN2は2倍速でも音声が出て、AIが音声を補正してくれるので聞き取りやすいです。

録画番組を効率よく消化したい方には大きなメリットになりますよ。

GN2は1.5倍速までしか音声が出ないので、時短視聴の効率では少し劣ります。

AIプロセッサーの違いは体感できるか

項目	4T-C43HN2 (最新モデル)	4T-C43GN2 (型落ち)
AIプロセッサー	Medalist S6	Medalist S5
環境センシング	対応	非対応
空間認識AI	対応	非対応
音質補正精度	従来比2.2倍向上	標準

HN2のMedalist S6は、部屋の明るさや照明の色を自動で検知して、映像を最適化してくれます。

例えば、昼間の明るいリビングと夜の暗い部屋で、自動的に見やすい明るさに調整してくれるわけです。

GN2のMedalist S5もAI機能はありますが、環境センシングには対応していません。

基本的な画質補正はしてくれますが、部屋の明るさに合わせた自動調整はできません。

実際のところ、両モデルともN-Blackパネルを採用しているので、昼間の映り込みは少なく、視認性は高いです。

音質面では、HN2の方が補正精度が高く、Dolby Atmos再生時の明瞭度が上がっているとされています。

ただ、テレビのスピーカーで聞く限りでは、大きな差を感じにくいかもしれませんね。

ゲームをするならHN2が有利

項目	4T-C43HN2 (最新モデル)	4T-C43GN2 (型落ち)
低遅延	約0.83msec	数値未公表
リサイズ機能	あり	なし

HN2は低遅延0.83msecを公表しており、PS5やXboxなどのゲーム機との相性が良いです。

FPSや格闘ゲームなど、反応速度が重要なゲームをプレイする方には、この低遅延は大きなメリットになりますね。

省エネ性能の差は年間700円程度

項目	4T-C43HN2 (最新モデル)	4T-C43GN2 (型落ち)
年間消費電力	97kWh	121kWh
省エネ達成率	102%	81%

年間消費電力はHN2が97kWh、GN2が121kWhで、差は24kWhです。

電気代を1kWhあたり31円で計算すると、年間で約744円の差になります。

10年使っても7,440円なので、3万円の価格差を電気代で回収するのは難しいですね。

ただ、省エネ基準達成率はHN2が102%、GN2が81%なので、環境への配慮という点ではHN2の方が優れています。

ウェブブラウザとセキュリティソフトの有無

項目	4T-C43HN2 (最新モデル)	4T-C43GN2 (型落ち)
ウェブブラウザ	Sleipnir TV搭載	なし
セキュリティ	ESET搭載	なし

HN2にはSleipnir TVというウェブブラウザが搭載されています。

テレビ画面でウェブサイトを閲覧できるので、レシピサイトを見ながら料理をしたり、ニュースサイトをチェックしたりといった使い方ができます。

GN2にはウェブブラウザが搭載されていないので、ネット検索をしたい場合はスマホやタブレットを使う必要があります。

また、HN2にはESET SMART TV SECURITYというセキュリティソフトが搭載されているので、テレビをネットに接続する際の安全性が高まりますね。

GN2にはセキュリティソフトが搭載されていません。

クイックメニューの有無

項目	4T-C43HN2 (最新モデル)	4T-C43GN2 (型落ち)
クイックメニュー	あり	なし

HN2にはクイックメニュー機能があります。

リモコンのボタン一つで、よく使う機能や設定に素早くアクセスできる便利な機能です。

GN2にはクイックメニューがないので、設定変更の際に少し手間がかかりますね。

頻繁に設定を変更する方には、HN2の方が使いやすいでしょう。

保護者制限機能の違い

項目	4T-C43HN2 (最新モデル)	4T-C43GN2 (型落ち)
使用制限	対応	対応
時間制限	対応	非対応

HN2は、アプリの使用制限と視聴時間の制限の両方に対応しています。

例えば、「YouTubeは1日1時間まで」といった細かい管理ができますよ。

GN2は、アプリの使用制限のみに対応しており、視聴時間の制限はできません。

子どもがいる家庭で、視聴時間を細かく管理したい方には、HN2の方が向いています。

リモコンの電池持ちの違い

項目	4T-C43HN2 (最新モデル)	4T-C43GN2 (型落ち)
リモコン	電池長持ちBluetooth	通常リモコン
電池寿命	従来比2倍	標準

HN2のリモコンは電池長持ちBluetooth仕様で、従来比2倍の電池寿命があります。

頻繁に電池交換をする必要がなく、ランニングコストが抑えられますよ。

GN2は通常のリモコンなので、電池の持ちは従来通りです。

本体サイズと重量の違い

項目	4T-C43HN2 (最新モデル)	4T-C43GN2 (型落ち)
サイズ	幅95.7cm、高さ62.2cm	幅97.1cm、高さ62.8cm
重量	13.0kg	14.5kg

HN2の方がコンパクトで軽量なので、設置や模様替えの際の取り回しが楽です。

テレビ台のスペースが限られている場合も、HN2の方が設置しやすいでしょう。

環境配慮パッケージの採用

項目	4T-C43HN2 (最新モデル)	4T-C43GN2 (型落ち)
環境配慮パッケージ	採用	非採用

HN2は環境配慮パッケージを採用しています。

梱包材の削減や再生素材の使用など、環境負荷を抑えた包装になっています。

GN2は通常のパッケージです。

環境意識の高い方には、HN2の方が魅力的に映るかもしれません。

価格差は約3万円

項目	4T-C43HN2 (最新モデル)	4T-C43GN2 (型落ち)
価格	131,447円～	101,025円～

※2025年12月15日時点の価格です。

価格差は約3万円。

この3万円の差をどう見るかが、選択の分かれ目になります。

録画機能やゲーム性能、省エネ性能など、HN2で強化されている機能を日常的に使う予定があるなら、3万円は十分に価値のある投資と言えます。

逆に、基本的な4K視聴とネット動画を楽しむだけなら、GN2で必要十分な機能が揃っているので、3万円を節約できるメリットは大きいです。

浮いた3万円でサウンドバーを買ったり、他の家電に回したりすることもできますね。

▼録画もゲームも妥協したくない方はこち

▼予算を抑えてAQUOS 4Kを選ぶならまずはこちら

4T-C43HN2と4T-C43GN2 共通の機能をチェック！

両モデルに共通する機能も確認しておきましょう。

N-Blackパネルで昼間も見やすい

両モデルともN-Blackパネルを採用しています。

これは低反射コートが施されたパネルで、窓や照明の映り込みを大幅に抑えてくれます。

わたしの経験上、普通の液晶テレビは昼間のリビングで見ると、窓の景色や照明が画面に映り込んで見づらいことが多いです。

N-Blackパネルはこの問題を軽減してくれるので、明るい部屋でも快適に視聴できますよ。

Google TVで動画配信が快適

両モデルともGoogle TVを搭載しています。

Netflix、YouTube、Amazon Prime Video、Disney+など、主要な動画配信サービスに対応しており、リモコン一つで簡単にアクセスできます。

Google TVの便利なところは、複数のサービスをまたいでコンテンツを検索できる点です。

「アクション映画」と検索すれば、NetflixやAmazonなど、どのサービスで配信されているかを一覧で表示してくれますよ。

音声検索も便利で、リモコンのマイクボタンを押して話しかけるだけで、見たい作品を探せます。

スマホで見ていた動画をテレビに転送する「キャスト機能」もスムーズに使えます。

Dolby Atmos対応で迫力ある音

両モデルともFRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUSとDolby Atmosに対応しています。

前向きスピーカーなので、音が直接こちらに届き、セリフが聞き取りやすいですよ。

Dolby Atmosは立体音響技術で、映画やドラマの臨場感を高めてくれます。

テレビ単体でここまでの音が出るのは、外部スピーカーを買う予算がない方には嬉しいポイントですね。

ただし、口コミでは「低音がやや物足りない」という意見もあります。

映画や音楽を本格的に楽しみたい方は、サウンドバーの追加を検討すると良いでしょう。

回転式スタンドで角度調整が自由

両モデルとも回転式スタンドを採用しています。

ソファから見る、ダイニングテーブルから見る、キッチンから見る、といった複数の視聴ポジションがある家庭では、この柔軟性が便利ですね。

従来は壁掛けや首振り金具が必要だった角度調整が、スタンドだけで完結します。

設置の手間やコストを抑えられるのは、地味ですが実用的なメリットです。

Wi-Fi6E対応でネット動画もスムーズ

両モデルともWi-Fi6Eに対応しており、4K動画のストリーミングも途切れることなく楽しめます。

Bluetooth音声出力にも対応しているので、夜間にヘッドホンで視聴することもできますよ。

ホームネットワーク機能で、家庭内のレコーダーやNASに保存された動画や写真を、テレビで再生することも可能です。

4T-C43HN2の口コミや評判

4T-C43HN2は発売されたばかりのため、まだ口コミがありませんでした。

口コミが集まり次第追記していきますね。

4T-C43GN2の口コミや評判

4T-C43GN2の悪い口コミや評判

音質については、テレビ内蔵スピーカーとしては十分ですが、映画や音楽を本格的に楽しみたい方は、サウンドバーの追加がおすすめです。

起動時間は、Google TV搭載モデル全般の特性で、数秒から十数秒程度待つ必要があります。

4T-C43GN2の良い口コミや評判

GN2の魅力は、10万円台前半という価格で、N-Blackパネル・AI超解像・Dolby Atmos・Google TVといった主要機能が揃っている点です。

基本的な4K視聴とネット動画を楽しむなら、GN2で十分満足できますよ。

4T-C43HN2と4T-C43GN2 どっちがおすすめ？

4T-C43HN2がおすすめな人

HN2は録画・ゲーム・省エネの3つが強化されており、これらを日常的に使う方には3万円の追加投資が十分に見合います。

特に、2番組同時録画は家族が多い世帯では、ストレス軽減に直結する機能です。

▼最新AI Medallist S6搭載モデルを詳しく見る

4T-C43GN2がおすすめな人

GN2は10万円台前半という価格で、必要十分な機能が揃っています。

N-BlackパネルとGoogle TVがあれば、日常的な視聴には十分満足できるでしょう。

浮いた3万円を他の用途に回せる点も魅力です。

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まとめ | 4T-C43HN2と4T-C43GN2の違いを徹底比較！

4T-C43HN2と4T-C43GN2の違いは、価格差3万円に対して、録画機能・ゲーム性能・省エネ性能という実用的な領域で明確に差別化されています。

HN2は、2番組同時録画・低遅延0.83msec・環境センシングAI・年間消費電力97kWhという強化ポイントがあり、これらを活用する方にとっては投資価値が高い選択肢です。

特に、家族構成が多く録画を多用する方、ゲーム機を接続する方、長期的な省エネ効果を重視する方には最適なモデルと言えますね。

一方、GN2は基本性能を維持しながら10万円台前半に価格を抑えており、コストパフォーマンスに優れています。

N-Blackパネル・AI超解像・Dolby Atmos・Google TVという主要機能は両モデル共通のため、「基本的な4K視聴とネット動画を楽しむ」という用途であれば、GN2で十分満足できるでしょう。

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